GUIDE

給湯器交換の手引き

給湯器が故障した・古くなったときに、交換業者を探す前に知っておきたいことをまとめました。メーカーや官公庁の公式情報に基づく項目には出典と確認日を付けています。確認できていない項目は載せていません。

1. 交換の目安は「使用年数」と「症状」

リンナイは「ガス給湯器の点検・取替えの目安は10年です」と案内。家庭用は製造後10年、業務用は製造後3年を目安に点検をすすめている。(出典: リンナイ株式会社・確認日 2026-10-19)

ノーリツ公式の経年劣化サイン: リモコンに時々エラー表示/普段ない異音/お湯の温度が熱くなったりぬるくなったりする/時々お湯にならない/水漏れ/外装下部のひどい錆び/排気口周りが黒い。「どれか一つでも当てはまれば経年劣化のサイン」と記載。(出典: 株式会社ノーリツ・確認日 2026-10-19)

NITE(2019年10月)によれば、制度は2009年に設けられ、特定保守製品を購入した人は製造・輸入事業者に所有者情報を登録して点検を受けることが求められ、登録者には点検の案内が届く。(出典: 製品評価技術基盤機構(NITE)・確認日 2026-10-19)

2. 種類と号数・容量を決める

基本は「いまと同じ種類・同じ号数(容量)」で交換します。家族が増えた・減ったときは号数や容量を見直します。

リンナイ公式: 号数は「水温+25°Cのお湯が1分間に出る量(L)」。単身世帯(1カ所使用)は16号、2人家族(2カ所程度同時)は20号、4人家族(3カ所程度同時)は24号が目安(冬場水温5°C、シャワー40°C12L/分、台所40°C5L/分の想定)。(出典: リンナイ株式会社・確認日 2026-10-19)

パナソニック公式: 2〜4人用は195L・300L、3〜5人用は370L、4〜7人用は460L、5〜8人用は560L。(出典: パナソニック・確認日 2026-10-19)

リンナイ公式FAQ: 型式ではガス種を分けておらず、プロパンガス用と都市ガス(13A)用を用意。注文時に型式とガス種を指定する。(出典: リンナイ株式会社・確認日 2026-10-19)

種類ごとの公式料金は料金比較で確認できます。

3. 補助金の対象かを確かめる

高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金(給湯省エネ2026事業)。基本額はエコキュート7万円/台(性能加算3万円/台)、ハイブリッド給湯機10万円/台(性能加算2万円/台)、エネファーム17万円/台(性能加算なし)。撤去加算は電気蓄熱暖房機4万円/台(2台まで)・電気温水器2万円/台。(出典: 経済産業省(給湯省エネ2026事業事務局)・確認日 2026-10-19)

補助金は登録事業者を通じて申請する仕組みが多く、見積もりの段階で業者に「対象機種か・申請を代行するか」を確かめるのが確実です。

4. 業者のタイプ

交換専門業者給湯器の交換を専門に扱う会社。本体と工事費をセットにした料金を公式サイトに載せていることが多く、通販型で広い地域に対応する会社もあります。
ガス会社都市ガス・LP ガスの供給会社とそのグループ会社。供給エリア内で交換を受け付けます。
電力会社電力会社とそのグループ会社。エコキュートなど電気給湯機の交換を扱います。
量販店・ホームセンター家電量販店・ホームセンターの交換サービス。
設備店・その他ガス機器店・水道設備店・リフォーム店など、地域で給湯器交換を扱う会社。

JIA公式: GSSは「ガス機器設置技能資格制度」に基づく資格で、家庭用常設型ガス機器(瞬間湯沸器・貯湯湯沸器・ふろがま等)の設置・施工が範囲。資格の有効期限は3年。LPガスで金属管等の硬質管を用いてガス機器を接続する工事は「液化石油ガス設備士」(国家資格)が行う必要があると明記。(出典: 一般財団法人日本ガス機器検査協会(JIA)・確認日 2026-10-19)

5. 公式料金の見方と、見積もりで確かめること

  • 「本体+標準工事費」に何が含まれるか: リモコン・配管部材・既存機の処分費・出張費・駐車料金
  • 標準工事の条件: 同じ設置方式(壁掛け・据置)・同じ号数・配管の位置が変わらない など。条件から外れると追加費用になることがあります
  • 税込か税別か(当サイトの料金欄は公式表記に従い、記載がなければ「税区分の記載なし」としています)
  • 保証の範囲と年数(本体保証と工事保証は別のことがあります)。無料か有料かも公式表記で確かめます
  • 即日・当日対応は「見積もりが当日」なのか「工事が当日」なのか

同じ条件で 2〜3 社に見積もりを頼むと、含まれる範囲の違いが分かります。条件で探すから対応エリアの業者を選べます。

6. 依頼の電話で伝えること

  • 設置場所の住所と、都市ガスか LP ガスか(オール電化か)
  • いまの給湯器の型番(本体の銘板)と設置状況(屋外壁掛け・据置・ベランダ・屋内・パイプシャフト)
  • 希望する種類と号数・容量、ふろ機能(給湯専用・オート・フルオート)
  • 症状: お湯が出ない・温度が安定しない・エラー表示・異音・水漏れ など
  • 急ぎかどうか(仮設の給湯器を貸す業者もあります。公式記載を確認)

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